NotebookLMとは？使い方・料金・plus機能まで完全ガイド

「自分に必要な情報だけを効率的に整理したい」

「情報整理に最適なAIを知りたい」

「新しいAIの使い方を知って業務に役立てたい」

このような悩みを感じていませんか？

現代はとにかく情報が溢れすぎて、上手に整理したくても選別する手間が掛かりますよね。

ZUMI

AIとか使って何とかならないかな・・ってあなたに朗報です！

資料を読む時間がない、要点をつかめない、アウトプットが上手くできない。

実は、これらはすべて「情報が多すぎる」ことに起因している悩みです。

そこで、登場するのが「NotebookLM」。

悩みを抱えるあなたにとって、まさに“情報整理のためのアシスタント”になります。

本記事では

・NotebookLMの特徴や使い方

・ChatGPTやCanva、Perplexityなどの他ツールとの連携法

・学習・仕事・副業にまで活かす具体的な方法

を分かりやすく解説します。

読み終えるころには、情報に振り回される日々から抜け出し、「情報を使いこなす側」へと変わります。

AIとNotebookLMの力を使って、生産性や効率をどんどん向上させていきましょう！

NotebookLMの特徴とは？他AIと一線を画す情報整理型ツール

NotebookLMは、Googleが開発したAI搭載の情報整理ツールであり、自分でアップロードした資料をもとにAIが応答するという、独自の設計が特徴です。

ChatGPTやClaudeのように自由な生成を得意とするAIとは異なり、NotebookLMは特定の資料に対して正確に回答することを重視して設計されています。

この仕組みによって、ハルシネーション（事実にない内容の生成）のリスクを最小限に抑えつつ、必要な情報を信頼できる形で引き出せます。

また、チャットの回答には参照元の番号リンクが付与されており、どの資料を元に答えているかが明確に分かるため、ファクトチェックも容易です。

情報整理・学習・業務効率化を重視するユーザーにとって、NotebookLMは「思考を構造化するためのアシスタント」として非常に有用です。

ZUMI

情報整理に特化した生成Aiって感じですね

AI氏

提供された情報のみ整理シマス！

NotebookLMの基本操作ガイド【情報整理の流れ】

情報整理に最適なNotebookLMですが、操作方法はとてもシンプルです。

• 左側：ソース（学習データ）のアップロードエリア
• 中央：チャットエリア（AIアシスタントとの対話）
• 右側：スタジオ（ソースに対するメモや音声概要の生成

ZUMI

基本的にこの３つを使って情報を整理してくれます。

具体的な使い方を以下に解説していきます。

対応ソースの種類とアップロード手順

NotebookLMでは、以下のように非常に幅広い形式の情報を取り込むことが可能です。

NotebookLMのページに移動

ブラウザ上で操作します。

「ノートブックを新規作成」をクリック

ファイルをアップロード

資料となる情報を読み込ませましょう。

ドラッグでも、選択してアップロードしてもOKです。

今回は「ノートブックアップロード用資料」としてPDFファイルを読ませます。

数秒で読み込みが終了し、情報元が左に表示されます。

ノートブック作成後、左側の「ソースを追加」ボタンからファイルのアップロードやURLの貼り付けを行うだけで、AIが自動でどんどん内容を取り込んでくれます。

取り込まれた情報は一覧で表示され、複数のソースをまとめて管理・分析することもできます。

また、Googlechromeの拡張機能を使うことで、ワンクリックでyoutube動画を保存することも可能です。

AI氏

正確な情報源を複数取り込むことで様々な角度で情報提供デキマス

整理された情報を抽出する

いくつか情報をアップロードした後に、自分が欲しい情報をリクエストしてみましょう。

いくつか情報を追加した後、チャットを入力します。

チャットで質問

（例）NotebookLMの情報をいくつか読ませて、「使い方を教えて」と入力

↑すると数秒で情報を整理・抽出してくれます。

取り込んだ情報に無いものはハッキリと「情報は含まれていません」と答えてくれるのが良いポイントです。

色々な形式で出力

NotebookLMには整理した内容を保存して、様々な形に出力することができます。

①メモにして追加・保存

回答された内容を「メモに保存」すると、右欄に内容が保存されていつでも取り出すことができます。

また、別途メモにしたい場合も「メモを追加」ボタンをクリックすることで、新しいメモを追加することができます。

②テキスト形式で出力

テキストファイルとして活用したい場合は、回答結果をコピーすることでwordなどに貼り付けて使用することが可能です。

③マインドマップで出力

整理された情報を、マインドマップでさらに分かりやすくすることができます。

また、出力された内容も保存されるので、右欄でいつでも見返すことができます。

右上のアイコンでダウンロードできます。

④音声として出力※現状使えない

音声概要はまとめた内容を言葉にしてくれる優れた機能です。

しかし、現状英語のみの対応なので、ほぼ使うことはないでしょう。

今後のバージョンアップで日本語対応に期待しましょう。

WebページやYouTubeなど情報を取り込む際の注意点

とても有能なNotebookLMですが、利用者側で注意すべき事項もあるため、解説していきます。

取り込めない情報がある

ウェブページは公開されているテキストページが対象で、ログインが必要なサイトや、動きのある構成のページは取り込みに対応していません。

ZUMI

有料記事などは見れないようパスワードで設定されているので、非対応ですね。

また、YouTube動画についても、字幕が自動生成されていない動画や、字幕が非公開設定のものは読み込めない場合があります。

著作物の無断使用は避ける

秘匿性の高い保護された情報を、NotebookLMに読み込ませて商用利用すると、著作権の侵害にあたる場合があります。

そのため、一般的に広く公開された情報をまとめることにとどめておき、Copyright（コピーライト）など、著作物を保護する表示がされている情報は読み込ませることを避けましょう。

NotebookLMで正確な回答を得るための工夫

ここまで解説してきた機能を使いこなしつつ、さらに効果的な情報抽出に挑戦してみましょう。

精度の高い回答を引き出すためのコツ

NotebookLMでは、アップロードされたソースに基づいてAIが回答するため、質問の仕方次第で精度が大きく変わります。

なぜなら、抽象的な表現を深く理解することがAIには難しいからです。

そのため、対象の資料を指定し、質問の目的や出力形式を明確に伝えることで、より正確な回答が得られます。

たとえば

「この内容をまとめて」

といった抽象的な問いよりも

「資料AとBを比較して、違いを200文字でまとめて」

といった具体的な指示の方が、NotebookLMの強みを活かせます。

AI氏

プロンプトは重要なので、あわせて学習をオススメシマス！

→生成AIプロンプトのコツを丁寧に解説【初心者必見】

また、複数ソースを選択した状態で質問すると、横断的な分析が可能になります。

対象の明示・目的の指定・出力条件の提示という3つのステップを意識することで、NotebookLMはより信頼性の高いアシスタントとして活躍します。

関連性の高い情報を複数アップロードする

より中身の濃い情報をまとめたい場合には、自分の知りたい情報を具体的に絞り、関連性や親和性の高い情報をアップロードしましょう。

たとえば、「オススメのパソコンを知りたい」場合

などが適切な情報源になります。

しかし、ここで

・インターネット回線接続の方法

・PCに代わるタブレットの情報

などが入ると、PCに絞った情報ではなくなるわけです。

つまり、せっかく情報を精査して、まとめるためにNotebookLMを利用しているにも関わらず、必要以上の情報が入ることで知りたいことのポイントがズレてしまう可能性があります。

ZUMI

アップロード上限内で情報を選んでいきましょう！

そのため、知りたい情報が広い場合には各ノートで情報を分けるのもオススメ。

各項目の情報ごとにまとめて特化させると、深い情報を得ることができます。

【情報を効率的に整理】要約メモの自動生成機能

チャット形式で自分の欲しい情報を抽出することができるNotebookLMですが、基本機能として要約をメモとして自動生成する機能があります。

整理する時間すら惜しい時や、適切なプロンプトが思いつかない場合には、とても役立つ機能なのでぜひ覚えておきましょう。

Studioで得られる自動コンテンツの種類

NotebookLMの「Studio（スタジオ）」エリアでは、AIがアップロードされた資料をもとに

を自動生成できます。

これにより、資料の全体像を読む前に把握＆学習や業務準備の時短につながります。

ZUMI

とにかく手早く情報を整理したい時にも便利ですね

特に初めて資料を扱うときには、スタジオの内容を見ることで、どんな情報が含まれているかを効率よく理解できます。

このように、スタジオはNotebookLMの“目次的機能”として活用できます。

メモ機能で情報を蓄積・再活用する方法

NotebookLMでは、AIとのチャットで得た回答を「メモ」として保存でき、後で見返したり再活用することが可能です。

さらに、保存したメモは編集やコピーもでき、必要に応じてソースとして再アップロードすることで、新たな対話にも利用できます。

情報を一度使って終わりにせず、蓄積していく運用がしやすいため、学習ノートや業務マニュアルの構築にも役立ちます。

ブリーフィングドキュメントの活用場面と注意点

NotebookLMの「ブリーフィングドキュメント」機能は、複数の資料をもとにAIが自動で要約を作成する機能です。

プロジェクト資料や会議内容を一括で整理し、関係者へ共有する際に非常に有効です。

ただし、テーマの異なる資料を混在させると要約の精度が落ちるため、使用前に資料の一貫性を確認することが重要です。必ずAIの出力結果を確認し、必要に応じて人の目で補正を加えるようにしましょう。

【新機能】無料版でも利用可能！「ディープリサーチ機能」

2025年4月にアップデートが行われ、「ディープリサーチ機能」が追加されましたので追記します。

今回のアップデートにより、情報収集の効率が飛躍的に向上することが期待されます。

ディープリサーチ機能とは？

NotebookLMのディープリサーチ機能は、ユーザーが入力したプロンプトに基づき、NotebookLMが適切なウェブサイトやYouTube動画などの情報源を提案し、それらをソースとして読み込んで分析できる機能です。

つまり、「勝手に関連情報を収集して、資料として読み込んでくれる」というものです。

ZUMI

どんどん複合的になっていく・・ヤバすぎます

これにより、ユーザーは情報源を自ら探す手間を省き、より迅速に確度のあるリサーチができます。

ディープリサーチ（検索）機能の使い方

ディープリサーチ機能を利用するには、新規ノートブック作成時、または既存のノートブックへの左欄「ソース」に表示される「検索」を選択します。

すると以下の画面が表示されるので、自分が知りたい内容について投げかけてみましょう。

「送信」を選択して少し待ちます。

プロンプトを入力すると、NotebookLMが関連性の高い情報源を提案するため、ユーザーは提案された情報源の中から必要なものを選択し、インポートします。

もちろん、提案された情報源に加えて、ユーザー自身がファイル、ドキュメント、ウェブサイト、YouTube動画などのソースを追加することも可能です。

ソースの読み込みが完了すると、NotebookLMはそれらの情報を基にチャットやブリーフィングドキュメント機能などを通じて分析を行うことができます。

ZUMI

ここでも具体的なリクエストをしてあげると、より関連性のあるソースを引っ張ってきてくれます

NotebookLMに追加された新機能ディープリサーチ（ソース検索）は、情報収集の入り口をサポートし、効率的なリサーチワークフローを実現する強力なツールです。

無料版でもその恩恵を享受できるため、ぜひ一度お試しいただき、日々の情報収集・分析に活用してみてください。

【生産性爆増】NotebookLMの仕事・勉強・趣味での活用例

NotebookLMのすごさは十分伝わったかと思いますが、実際の生活や仕事で具体的にどう使っていくといいのか気になりますよね。

結論としては、仕事・勉強・趣味といった日常のあらゆる場面で生産性を高めてくれます。

特に、情報を扱う作業が多い人にとっては、時短と整理の両面で効果を発揮してくれるので以下のシーンを参考に活用してみてください。

勉強での活用例

膨大なソースを読み込ませて複合的に要点をおさえてもらいましょう。

具体的には

・教科書

・専門書

・授業動画

これらをNotebookLMに読み込ませることで、AIが自動で学習ガイドやFAQを作成してくれます。

また、特に自分がつまづくポイントを解説してもらったり、試験勉強であれば過去の傾向をまとめてもらうのも効果的です。

試験対策や復習、要点整理に役立ち、まるで自分専用の家庭教師のように使えます。

仕事での活用例

自分用のビジネス特化アシスタントとして活躍してもらいましょう。

・競合の企業情報

・市場規模の推移

・研修用動画

これらを読み込ませて、営業資料や新人育成用のマニュアル作成など、ドキュメントを活用するビジネスシーンでNotebookLMは強力です。

また、会議の議事録作成～要点まとめまで広く活用することができます。

趣味・生活での活用例

個人的な情報収集にも、NotebookLMは応用範囲が広いツールです。

・様々な旅行の情報

・植物の育てかた

・時短料理レシピの情報

・特定ゲームの攻略情報

分からないことがあれば、聞けばわかるように、情報を読み込ませておきます。

このように、趣味や日常生活でも専門辞書として力を発揮してくれます。

AI氏

自分の興味のある動画や資料をどんどん取り込んでクダサイ！

【課金すべき？】NotebookLM Plusの機能と無料プランの違いを解説

NotebookLMは基本的に無料で利用できます。

しかし、下記のようにソースとなる資料数が多いユーザーや、共有機能を活用したいユーザーにとっては、有料プランである「NotebookLM Plus」の導入を検討する価値があります。

無料版と有料版の違いを以下にまとめてみました。

※2025年4月現在の情報です

結論として、Plus（有料版）を使うケースとしては・・・

など、組織的な業務での場面が想定されます。

ZUMI

優先的に解禁される機能もあるので、必要に応じて導入がオススメ。作業効率が格段に向上します。

一方で、個人での学習や情報整理が中心であれば、無料プランでも十分に機能を活用できます。

【要注意】NotebookLMの制限やデメリットを理解しよう

NotebookLMは情報整理に特化した優秀なツールですが、完璧なAIではありません。

使いこなすには、制限やデメリットを理解しておくことが重要です。

ZUMI

既に解説した注意点と重複する部分もありますが、あらためて紹介しますね

また、NotebookLMは自由なアイデア作成やクリエイティブな文章生成は不得意です。

AI氏

先ほど解説シタChatGPTのような生成型AIとの併用をお試しくだサイ

これらの制限を把握しておくことで、「メリット・デメリット」を適切に見極めたうえで、NotebookLMを最大限に活用しましょう。

また、人によるファクトチェックが無くなるわけではないことも合わせて覚えておきましょう。

NotebookLMとその他の生成AIツールを合わせて使うコツ

NotebookLMは情報整理に特化したAIですが、他のツールと組み合わせることでさらに大きな効果を発揮します。

特に、Perplexity・ChatGPT・Canvaのような生成やデザイン、検索に強みを持つツールと併用すれば、情報の収集・構造化・アウトプットまでを一貫して効率化できます。

これらを組み合わせて活用することで

・企画案

・ライティング

・台本、動画作成

・SNS投稿

など、情報収集から制作までを一気に行えるようになります。

ZUMI

この複合的なツールの使い方でマネタイズのハードルも下がります。

このように、NotebookLMと他のAiツールを合わせて使う際は、NotebookLMを「情報の中心」として機能させ、前後の工程を担ってもらう形がベストです。

上手く使う事で、あっという間に自分の望むコンテンツを作成できるため、少しずつ他の生成Aiツールの使い方も覚えておきましょう。

【副業にも使える】NotebookLMでのマネタイズ

NotebookLMは情報を整理するだけでなく、その整理した情報を活用することで収益化も目指せるツールです。

特に、先ほど解説した他のAIツールとの合わせ技で、効率的かつクオリティの高いアウトプットを生み出し、副業や個人ビジネスに活かすことができます。

→【初心者向け】AIマネタイズ（ChatGPT・Canva・Vrew）完全ガイド

たとえば、

①Perplexityで高精度な情報を集める

②NotebookLMで要約と構造化を行う

③ChatGPTで文章に整える

④Canvaで見せ方を整える

⑤vrewで動画化する

といった流れを組むことで、自作教材や情報コンテンツを制作する体制が整います。

ZUMI

実際は同じような機能があるので２，３個使えれば十分です

AIを使った具体的な収益化・マネタイズの詳細は以下の記事をご覧ください。

情報を加工して価値あるアウトプットに変換する力は、今後ますます重視されます。NotebookLMは、あなたの知識やスキルを整理し、それを収益に結びつける“仕組み作り”の中心となるツールです。

【まとめ】NotebookLMはあふれた情報を「整理」してくれる有能ツール

NotebookLMについて解説してきました。

これまで紹介してきたNotebookLMのポイントを振り返ってみましょう。

NotebookLMは、情報過多の時代において「正確に理解し、効率よく伝える」ための強力なツールです。

情報を持っているだけでは価値にならず、それを整理して活かせる人が選ばれる時代。 ChatGPTやCanvaと組み合わせて“整理→創造→発信”の流れをつくれば、あなたの働き方も、収入の可能性も大きく広がっていきます。

まずは手元のPDFや動画から。NotebookLMで、情報を整理することからはじめてみませんか。

ZUMI

AI副業おこづかい研究会　代表（勝手に名乗ってます）

YouTube

AIを使った副業でおこづかいを１円でも増やすべく、研究している奴。 ブログアフィリエイト、SNSマネタイズなど多くの集客を実践。 購入した情報商材は数十万円。 良い商品から悪い商品までたくさん見てきた私の経験から、厳選した内容をお届けします。